小心者だったのでoctaを着なかった話&アルファSV
2021年後半にocta素材のマイブームが起き、ウェアも買った。
登山のレイヤリング的に言えば、ミドルウェア的位置付けである。
標高2000m未満の山では試しに何度も着てみたが、それはそれは快適だった。その時のレイヤリングはアイスブレーカーの長袖メリノウールTシャツ(200)とocta素材のウェアの2枚重ねだった。
さて、次なる山は既に厳冬期の高山を予定していたので、1番外側にハードシェルという防風防水の登山用ジャケットを着る必要が出てくる。
こういう時は今まで
メリノウールの長袖Tシャツ
+
ポーラテック社のグリッド状のフリース
+
ゴアテックス プロ素材のハードシェルジャケット
を着ていた。octa素材のウェアを投入するとなれば、グリッド状のフリース部分の置き換えになる。
そこで私はいろいろ思い悩んだ。
フリースだったら、どれくらい暑くなるのか、どれくらい冷えるのかなどなど、過去の経験からなんとなく想像できるが、果たしてoctaだとどんな感じになるのかが未知だった。
「そんな事ちまちま考えないでocta着ちゃえ」と思うかも知れない。が、厳冬期の高山帯はそうそう回数行くわけでもなく、「暑すぎて耐えられない」とか「寒すぎて耐えられない」という事が許されない感じがある。要するに、途中で脱いだり着たりとかの行動が出来ない気候なのだ。
「出来ない気候ってなんだ?」と思うかもしれない。これはこれでいろいろ長くなるので、また別途まとめて書いてみたい。
天気予報は「しゅごい低気圧!」って事で猛烈な悪天候が予想された。
だめだ、、、今の私に冒険する余裕無し。。。。という私自身の小心さゆえ、今回はocta素材を諦め「安心出来るいつもの」というウェアにする事にした。
案の定、天気はあまり良くなく、私にとっては充分に過酷な道のりであり、道中の写真も無い。
が、ちょっとだけ自分の後ろ姿が写っている画像をいただいたので、自分の後ろ姿だけ載せておこう。
↓
1番左端のジャケットもザックもオレンジな後ろ姿な私の「過酷天候バージョン」。
降雪・強風 ありだったが、気温はマイナス10度と比較的高めだった。その為、暑がりな私のこの日のウエアは
メリノウール長袖Tシャツ
+
ゴアテックス プロ ハードシェル というミドルウェア無しで快適だった。
マイナス20度予報だったら、ミドルにフリースを来ていただろう(翌日はマイナス22度だったので安定の3枚重ねウェアリング)。
やはりいつも登山で「こりゃ快適だ〜」と思うのが、ハードシェルで着ているアークテリクス アルファSVジャケットである。
こんな一枚ぺらりんちょなジャケットが10万円もするの?と昔は思ったが、恐ろしいくらい快適だ。そして、もう何年も着てるし、何十回も着てるから高いとも思えない。いい。実にいい。
いつかocta素材ウェアを過酷度を増しながら着て、感想を書きたいと思っている。
しばしお待ちください!