仲間とペンチと昨日のランチ

退院後の初回通院である。手術した足はもちろん装具サンダルのままである。

待合室では何人も同じ装具サンダルだ。日常の行動半径で見ることは皆無だが、ここではみんな同じだ。なんだかホッとする。辛いのは私だけじゃない。勝手に仲間意識を持ってしまう。
診察の順番が回ってきた。既に今日はレントゲン撮影済みである。
「時々すっごく痛いんです！」と言ってみた。
レントゲンは退院前と本日のが並べて表示されている。
自分でも手術後の写真を初めて見た。3本もワイヤーが入ってる！
先生は一言「あ、ワイヤーが一本、押し込まれてますね」
左右の写真を見比べた。親指に対して垂直に刺さっているワイヤーは親指から人さし指までだったのが、今は親指から中指までググッと進んでいた。ズキズキキリキリ痛い原因はこれか〜。
先生「ペンチ」と言い片手にペンチを持つ。
今から何が始まるのかギョッとする。先生は私の足の甲をぎゅっと掴み、ペンチが足に近づいてくる。
心の叫び「先生！な　な　何をするんですか〜！」(ほとんど悲鳴な心の叫び)
親指の付け根あたりをペンチで挟む。痛くはない。何故かというと皮膚をつまんでいるわけではなく、ワイヤーのはしっこが皮膚から出ており、それを挟んだ。ぐりりとワイヤーを引っ張り元の位置にワイヤーを戻したっぽい。
なんと〜嘘みたいに痛みが無くなった！
そして先生は
「2週間後に予定通りワイヤー抜いて、4週間後に装具を終了しましょう」と。
おおおお、思ったより早い！
1月中に普通の靴が履けるんだ。
普通に歩けるんだ。

2月初旬に高尾山でも行ってみようかな。

◾️本厚木　おじょり(韓国料理)
多くの会社が仕事納めになる日であろうその日は、どこもいっぱいで危うくランチ難民になりそうになった。
サムギョプサル味噌だれのランチにした。
美味しい！

今年も一年頑張りました！
ご馳走さまです！