指折り数えるとお許しと黒うどん

今週末は通院である。強剛母趾手術からついに6週間が経過しようとしている。この6週間は手術した足(親指の付け根)に体重をかけてはいけないと言われ、かかとだけを接地する歩き方を強いられてきた。その苦行のような歩き方からいよいよ解放される時がやってくるのだ。
やってきたらどうなるのかというと、足(親指の付け根)に体重をかけて歩く練習が始まるのだ。
ああ、普通に歩きたい。普通に足の裏を地面につけて歩きたい。
ちなみに登山で最もやってはいけない歩き方は「かかとから着地する」事である。いけない歩き方を敢えて続けなければならないのは苦痛だった。

リハビリの先生は言う。「担当ドクターに登山をして良いか聞いて、OKもらってから始めてね」と。
そして「担当ドクターには山の事言ってあるよね？」。
むむむむ〜。小心者の私は担当ドクターに「山のヤの字も出していない」のだ。怖くて聞けない。聞かなければ。いや聞けない。「ハ、ハ、ハイキングとか行っても、よ、よ、良いでしょうか〜」くらいに、ゆる〜く聞いてみるべきか。
ダメだ。聞けない。うぉーーー！

こういう平らな場所ならば。(例:冬の上高地)