強剛母趾手術後7週間と霧氷と朝日屋でランチ

強剛母趾手術後7週間目。体重をかけてつま先立ちするとまだ痛みがあるが、リハビリと思って何度か繰り返す(痛すぎない程度に)。
それと同時に、自分ではリハビリと思って、「登山靴を履く」という練習を毎晩している。先週までは痛すぎて、登山靴に足入れする事が出来なかったのだ。履く途中で足指を上に持ち上げるという動作が痛くて、それ以上進めなかった。だが今週は登山靴に足を入れて履く事が出来たのだ。嬉しい。

傾斜の少ないハイキングコースに週末は行ってみようかと、ふと頭をよぎる。そうだ、高尾山でも。そう考えている矢先、「山に行きませんか？」というお誘い。一瞬逡巡する。足大丈夫かな。1泊2日の工程だが1日目だけご一緒させていただく事にした。もちろん足のせいでご迷惑かけるかもと念押しした上で。そして前日夜間移動である。久し振りなシチュエーション。

雪がモフモフの所だ。
日の出とともに森に朝陽がさす。

遠くに白いものが見える。
見たくてたまらなかった霧氷だ。

雪の斜面をゆっくり登る。今回の装備はスノーシュー(西洋式かんじき)だ。登山靴の上から履く。モフっ　モフっ　と高度を上げていく。

やがて頂上へ。

次の山を目指して山頂を通り越して向こう側へ降りる。モフモフなんだけどやたら急坂。モフモフすぎて時々尻餅したまま落ちる。
急坂を下った際、つま先に体重がかかるのだが、無意識にそれを避けるような仕草が自分でも気になった矢先、「アレ？足首痛い！」。
マジか〜。足首痛は一歩毎に「痛ーい」と思わず声が出るレベルになり、次に行く山を諦める事になった。皆様ごめんなさい。
今回の山は途中でリタイヤ可能なように、山を巻くように帰る登山道も通じていた。よかった。
皆様お世話になりました。誰かと登山をするというのは、お互い刺激になるし、学ぶ事も多いし、厳しそうな局面で助けあえたり、とても楽しいとここ数年思っている。
マイナス10度の空間でいただく熱々のピリ辛スープは美味しかった。
リハビリ登山、半分は大成功で、半分は足首の痛みという課題を見つけた。今後の対策をいろいろ考えたい。
そうしてもうすぐ通院日だ。
ドクターに山に行ったと言ってみようかな。